晴れていた空が急に暗くなってきました。
(ラブ)「あっ、空が曇ってきたわね…」
(ピピ)「さっきまで晴れてたのにな。」
イオの家でも、窓の外を見ていたイオのおばあちゃんが、
(イオの祖母)「雨が降りそうね。洗濯物を取り込まないと。」
(イオ)「僕もやるよ!」
(イオの祖母)「ありがとう、イオ。」
おばあちゃんとイオは急いで洗濯物を取り込みます。
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晴れていた空が急に暗くなってきました。
(ラブ)「あっ、空が曇ってきたわね…」
(ピピ)「さっきまで晴れてたのにな。」
イオの家でも、窓の外を見ていたイオのおばあちゃんが、
(イオの祖母)「雨が降りそうね。洗濯物を取り込まないと。」
(イオ)「僕もやるよ!」
(イオの祖母)「ありがとう、イオ。」
おばあちゃんとイオは急いで洗濯物を取り込みます。
(フルア)「美味しいものはみんなで食べるともっと美味しいのよね。みんなでスイカを食べるの、楽しみだわ。」
(スノー)「ラブちゃんはいつも元気で、僕達に元気をくれるんだ。早くラブちゃんが元気になって、みんなでスイカを食べたいな。」
ピピのお部屋で、ベッドに寝ていたラブが言いました。
(ラブ)「ピピ君、楽しそうね。」
ラブも明るい表情を見せます。
ところが…夕方…
(ピピ)「夏祭りでもスイカが出るかな?みんなでスイカ割りするのも面白そうだな。」
(イオ)「スイカの形の入れ物の工作をしてみようかな。スイカの絵を描いた風鈴を作ってみるのも面白そう。」
(ミラリィ)「スイカの形のクッションを作ってみようかな。ぬいぐるみに夏のお洋服を作ってみるのもいいわね。」
(ミール)「カフェ・ド・アニマルのスイカを作ったスイーツ、何にしようかな…悩むこともあるけど、みんなの美味しいねって笑顔を見るだけで頑張れるんだ。」
イオ達は言いました。
(イオ)「スイカ、だいぶ大きくなってきているね。」
(ミラリィ)「もう少ししたら収穫できるかしら?」
(ミール)「そろそろお店に並ぶと思うよ。早く買いに行きたいな。」
ピピが言いました。
(ピピ)「スイカのことは、ラブに内緒にしよう。」
みんなはうなずきます。
それから、ピピ達は、家に帰って、考えました。
一方、畑の上を飛んでいたスノーとフルアは、畑を見て言いました。
(フルア)「お兄ちゃん、これは何の畑かしら?」
畑にはスイカの種の袋が置いてあります。
(スノー)「ここはスイカ畑だね。スイカは夏の風物詩だね。」
スイカはだいぶ大きくなってきています。
(フルア)「育ってきているから、後少しで食べられるようになるかしら?」
そこへ、ピピ達がやって来ました。
イオ達も買い物を終えた帰り道、ミールに会いました。
(ミール)「あっ、イオ。ミオさん、レオさん。イオ、ラブちゃんはどう?」
(イオ)「マーケットでピピに会ったんだけど、昨日よりは良くなったみたいだよ。」
(ミール)「それはよかった。」
(イオ)「ピピがもうすぐマーケットにスイカが並ぶから、ラブちゃんに買っていこうって!」
(ミール)「いいね、カフェ・ド・アニマルでもスイカを使ったスイーツを準備してるんだ。」
ミールも明るく笑いました。
(ミラリィ)「あっ、ピピ、ピノちゃん、ピム君も。みんなでお買い物?」
(ピピ)「ああ、そうなんだ。それで、もうすぐお店にスイカが並ぶ時期だから、スイカが出たら、ラブに買っていこうと思うんだ。」
(ミラリィ)「それはすてきね。スイカは暑くて疲れちゃったときにぴったりだもの。」
ミラリィはにっこり笑いました。
(ピノ)「ねえ、お兄ちゃん、もうすぐスイカが出るみたいよ。」
果物売り場には、もうすぐお店にスイカが並ぶことを知らせる書かれた張り紙があります。
そのとき、ピピはいいことを思いつきました。
(ピピ)「なあ、お店にスイカが出たら、ラブに買っていこうよ。スイカは甘くて食べやすいし、疲れたときにも元気になれるよ。」
イオもうなずきます。
(イオ)「いいね、スイカを食べれば、夏がもっと楽しくなるよ。」
買い物を終えて、ピピ達は家に戻る途中、ミラリィに会いました。
(イオ)「僕も熱中症になったことがあるけど、症状が落ち着いてからも無理をしないでちょっと休んだ方がいいって言われたよ。」
(ピピ)「じゃあ、もう少し休ませようか。」
(イオ)「うん、みんなにも伝えておくよ。」
(ピピ)「ありがとう、イオ。ラブ、早く元気になるといいな。」
そのとき、果物売り場を見ていたピノが言いました。
ピピ達がマーケットで買い物をしていると、イオとミオ、レオに会いました。
(イオ)「あっ、ピピ!」
(ピピ)「あっ、イオも来てたんだな。」
(イオ)「ラブちゃんはどう?」
(ピピ)「昨日よりは良くなったみたいだぜ。」
(イオ)「それはよかった。」
(ピピ)「ラブ、いつから外で遊んでもいいかな?」
イオは少し考えてから、言いました。