(ココ)「え?あのちょうくうかんつかってもどろうよ。」
(アキラ)「でも、超空間はどうやったらでてくるんだ?」
ココはぜんぜん重大なことだと思っていません。
むしろ、『なんであせっているのかしら?』と思っていました。
(リンゲル)「え?超空間って出せるものなの?」
(ミラリィ)「ココちゃんって、この世界のことは知らないのに、超空間の出し方は知ってるんだ……。」
(エリア)「ココちゃんって、意外とすごいのかも……。」
(ココ)「じゃあ、こっちについてきて!」
ココはそう言って、元気よく空へ飛び上がりました。
4人はココの後をついていきました。
ココが下りた場所は、超空間が出ていた場所でした。
4人はワクワクしながら、ココを見守りました。
(エリア)「ココちゃんは何をするのかな?……もしかして、なにかの儀式をしたりすると、超空間が出てくるとか……?」
(アキラ)「どうするんだろう?マンガやアニメみたいに召喚したり……。」
(ミラリィ)「ココちゃんにしかできない特別なことをするのかな?ワクワクする!」
(リンゲル)「まさか想像できないぐらいすごいことをするかもしれないし……。」
4人がそう思っていると、ココはピョンと高く飛び上がりました。
すると、超空間がポンと出てきました。
(リンゲル・ミラリィ・エリア・アキラ)「えぇぇぇぇぇぇぇ!?」
(アキラ)「ココちゃんがジャンプしただけで、超空間が出てきた……。」
(エリア)「なんか想像してたのと全然ちがう……。」
(ミラリィ)「こんなにやすやすと出てくるって、なんか超空間ってもののイメージが変わるわね……。」
(リンゲル)「すごいけど、出し方が大してすごくない……。」
(ココ)「さあ、これでいつでもかえれるようになったよ!」
(ミラリィ)「すごーい!(出し方はぜんぜんすごくなかったけどね…。)」
リンゲルはココをだきあげました。
(リンゲル)「ココちゃんってやわらかい!」
ミラリィはココをなでてみました。
(ミラリィ)「わあ、ココちゃんってふわふわだ!」
エリアもココをなでなでしました。
(エリア)「ココちゃんって、とってもかわいいね!」
アキラもココをなでました。
(アキラ)「すごくきれいなまっしろな毛並みだな!」
ココはリンゲルにだっこされて、ミラリィとエリアとアキラになでられてうれしそうです。
(ココ)「うふふ、ありがとう!」
(アキラ)「さあ、みんな、この超空間を通ってかえろうぜ!」
アキラがそう言うと、みんなは超空間に飛び込みました。
最近の投稿
カテゴリー