そのとき、イオの祖母がイオのお部屋の電気がついていることに気づきました。
(イオ)「あら、まだ起きているのかしら?」
イオの祖母はそっとイオの部屋のドアを開けました。
(イオの祖母)「どうしたの?」
(イオ)「あっ、おばあちゃん…おばけのテレビが怖くて…」
イオの祖母は優しく笑いました。
(イオの祖母)「あらあら、眠れなくなっちゃたのね。いらっしゃい。」
イオとラブはイオの祖母に連れられて、リビングに行きました。
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ある日の夜、イオのお部屋のベッドで、イオとラブは一緒にベッドに入っていました。
ラブはすやすやと眠っています。
でも、イオはなんだか落ち着かず、掛け布団をぎゅっと握って、丸まって体を固くしていました。
ラブは何かがわかるのか、ふと目を覚ますと、イオがまだ起きていることに気づきました。
(ラブ)「イオ君、大丈夫?」
イオは答えました。
(イオ)「あっ、ラブちゃん、起こしちゃった?ごめんね。」
イオはやっぱり不安そう。
寝る前のことを思い出せば、それもそのはずです。
夏が本番に入るとテレビで怖い番組が増えてきて、みんなはドキドキいっぱい。1番怖がられているのは、もう長いこと遊ばれず、寂れた公園。ラブ達もおばけの話で盛り上がり、ラブは「おばけさんに会ってみたい!」と思っていました。そんなある夜、不思議な光がラブ達のおうちの窓に現れて…。