(ロルト)「…街のみんながこの公園を思い出してくれて、公園に笑顔が戻ってきたら、僕は元の精霊に戻れるんだ。」
(ピピ)「じゃあ、街のみんなにこの公園のことを話してみよう。」
(ロルト)「でも、公園を開けるには、街の人全体が動かないといけないし…」
確かに、一度閉鎖されてしまった公園を開けるのは、子ども達の意思だけでは難しいものです。
少し下を向くロルトにみんなは、
(ミール)「やってみなくちゃわからないよ!」
(フルア)「落ち込んでいるんじゃなくて、行動にうつしてみましょう。」
みんなの明るい言葉と態度に、ロルトは顔をあげました。
(ロルト)「うん、ありがとう!」
その時、木々の間から柔らかな光が差してきました。
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