子ども達はみんな思いっきり動いて、いっぱい笑って、お互いの笑顔を大切にしています。
その光景にその子は胸がほわっとして、ベンチに座り、公園を見渡してみました。
たくさんの人と、たくさんの人のすてきな笑顔が見えます。
じっくり見てみると、公園はいろんな人のいろんな思いがあって、広い世界です。
じっと立って悩んでいた自分の考えの世界から、座って辺りを見回してみると、なんだか心が落ち着いて、自分の素直な気持ちにも目を向けられるようになります。
一度落ち着いて考えてみると、心の底にあったのは、「きれいな飾りを見つけて、みんなを笑顔にしたい」という思いでした。
でも、行き詰まってしまうと、「ここまではうまく行っていたのに、もっといいものを見つけないと」と思い詰めてしまっていました。
その子は、自分がより良くしようと考えているうちに、大切なことを忘れていたことに気づきました。
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