雲のお城に着くと、扉に手をかけ、お城の中に入ろうとしました。
でも、その前にクルムは自分の手に結びつけている3つの雲に目をやりました。
3つの雲を見るたびに、クルムの胸のドキドキは大きくなります。
リト達、蝶達の他にも、ラブ達と遊んでいる生き物達がいるのです。
しばらく3つの雲を見つめていたクルムは、お城の中にいるリト達、蝶達のことを思い出しました。
(クルム)「鳥さん達、蝶さん達はどうしてるかな?」
クルムは3つの雲と自分の手を繋いでいる虹のリボンをぎゅっと握り、扉を開き、雲のお城に入りました。
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