それを見たみんなはまた、はっとしました。
「ラブちゃんが、泣いている…」
今まで、ラブの涙を見たことなんて、ありませんでした。
ピンクの瞳を曇らせる涙は、わたしに帰るおうちがない、悲しい、寂しい、と言う気持ちがこもった、とても冷たい涙でした。
ラブは、心がこんなに悲しい、寂しい気持ちで満たされたことはありません。
ついこの前まで幸せそのもので、大好きなみんなと楽しく過ごしていたのです。
でも、とても身近なものである「自分のおうち」が自分にはないことに気づくと、そんな時間は止まってしまいました。
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