リビングには、イオのおじいちゃんもいました。
おばあちゃんは、キッチンで何かを作り始めました。
イオとラブ、おじいちゃんはソファに座って、イオは自分の心の中のものを言葉にしてみました。
(イオ)「おばけのテレビが怖くて、眠れなくなっちゃったんだ…」
イオの隣にちょこんと座っているラブも、イオの瞳を見つめています。
おじいちゃんは優しく言います。
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ある日の夜、イオのお部屋のベッドで、イオとラブは一緒にベッドに入っていました。
ラブはすやすやと眠っています。
でも、イオはなんだか落ち着かず、掛け布団をぎゅっと握って、丸まって体を固くしていました。
ラブは何かがわかるのか、ふと目を覚ますと、イオがまだ起きていることに気づきました。
(ラブ)「イオ君、大丈夫?」
イオは答えました。
(イオ)「あっ、ラブちゃん、起こしちゃった?ごめんね。」
イオはやっぱり不安そう。
寝る前のことを思い出せば、それもそのはずです。
夏が本番に入るとテレビで怖い番組が増えてきて、みんなはドキドキいっぱい。1番怖がられているのは、もう長いこと遊ばれず、寂れた公園。ラブ達もおばけの話で盛り上がり、ラブは「おばけさんに会ってみたい!」と思っていました。そんなある夜、不思議な光がラブ達のおうちの窓に現れて…。